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デレク・ジャーマンとインベーダーゲームといとうせいこう

昔、16年ほど前だから本当に昔、自分の詩を読むバックに映像をつけたくて、アコムでVHSデッキを2台つなげて編集できるスイッチャーもどきみたいなのを借りて、家に一番近いレンタルビデオ屋(それもアコムだった気がする!)で好きなビデオを借りて適当に編集もどきのようなことをした。

その時に使ったのが、たしか、デレク・ジャーマンの「ザ・ガーデン」と、いとうせいこうの「ノーライフキング」と、出典不明のインベーターゲームの映像。

デレクジャーマンの、海辺のテーブルにシンメトリーに料理が並び、そこで火のついたティッシュが空にふわふわと飛んでいく映像を突然思い出した。ら、

芋蔓式に、インベーダーの映像と、ノーライフキングの映像が頭の中から出てきた。

今考えたら、ノーライフキングのPVは、レトロでキッチュな昭和後期の編集方法、「あのワイプ」とか、「あのディゾルブ」とか、ちょっといってちょっと戻る、っていうドリフ的編集に溢れていた。そしてそれとデレクジャーマンの映像を組み合わせることになんだか面白さを感じていた。

書いていて思い出したけど、カラックスの「汚れた血」の、ジュリエット・ビノシュが胸を地に染めたセーターを着て、ゆっくりと両手を開いて走り出すところを、最後に追加した。

それをライブハウスで流そうとしたんだから今考えると著作権って何?的な勢いだが、

今日突然なんでそんなこと思い出したのか。

ブラウン管のテレビを再撮するというレトロなことをしたからか。

撮った風景に何かシンクロするところがあったのか。

今の仕事をすると想像もしていなかったころに、映像をなんだかちぐはぐに

重ねていたことがあることを思い出した。原点なんかではありえないが、

手法に関してはもっと自由でいいんだと思った。

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